海外旅行にはまだまだ遠い?コロナ騒ぎが続いていますね。「GoToトラベル」は、2022年にまた規模を縮小して再開するようですが、安心して旅行に行ける日が待ち遠しいですね。
2021年の夏休みに北海道 道東に4泊5日の旅行に行ってきました。「TOKYO2020」で騒がしくなる前に行きました。
飛行機のチケットは万が一のことも考えて、ANAの株主優待券を利用し、飛行機はフレキシブルに変更可能にしました。
また、混雑しそうな場所は避け、大自然を見る、体験する旅にしてみました。
2021年 夏休みに北海道 知床へ
子供にとってもですが、大人の私にとっても、いろいろ考えることも多い、良い旅でした。知床半島、屈斜路湖から釧路川、野付半島・・・と言うようにメインは知床を巡りました。
先に言っておくと、とてもお勧めしたい場所でしたし、良い体験ができました。
私は、知床を訪れるのは2度目。北海道には学生の4年間住んでいました。在学中、悪天候のなか、バイクで訪れた知床は嫌な思いしかなく、それから一度も訪ねることもなく20年余過ごしてきたわけですが・・・
嫌な思い出が、塗り替えられ、毎日の様にまた知床へ行きたいなと思っています。
大まかに体験したのは、以下の通り
- 羅臼でイルカやシャチを観るクルーズツアーへ
- 知床国立公園 カムイワッカの滝へ
- 知床国立公園 知床五湖へ
- この世の果て? 野付半島へ
- 屈斜路湖から釧路川源流 カヌー・釣り体験
羅臼でイルカやシャチを観るクルーズツアーへ出かけました。
知床で開催のクルーズ船ツアーは出発場所で目的も違う・・・
2022年4月 知床岬を訪れたクルーズ船で痛ましい事故が起きました。まだ見つかっていない方もいらっしゃり、心が痛みます。
知床半島でやっている「クルーズツアー」は幾つも存在していて、大人はだいたい5千円から1万円。小学生はだいたいその半額ほどかかります。
1人だったら大したことない金額でも、家族全員で全種類のクルーズツアーに参加する訳にも行きませんよね。
季節によって楽しみ方が違うのがクルーズの良さではないでしょうか?今回は夏に行きましたので、イルカ・クジラ・シャチに出会うクルーズを選ぶことにしました。
知床クルーズはウトロ出航と羅臼出航が多い
知床半島から出港するクルーズの出発場所は、基本2か所。①ウトロと②羅臼になります。あと羅臼の③相泊からも漁船で熊を探したりするツアーがありました。

①ウトロから出るツアーは、知床半島の地形を見てるツアー。鳥を見て、クマを探し、まれにイルカにも会えちゃうかも?って感じです。
知床岬まで行くツアーは合計3時間ほど。カムイワッカの滝を見るツアーは1時間30分ほどのツアーになります。
また、大きな船だと、海岸線に近づけず、遠くから熊などの動物を探すことになります。大きな船の方が揺れは少ないです。
小さな船は、海岸線ギリギリまで近づくことが可能で、その分楽しいかもしれませんが、揺れは覚悟しましょう!
②羅臼から出るツアーは、 イルカ・クジラ・シャチに出会うツアーになります。ただし季節によって違うので注意が必要です。
こちらも何社もクルーズツアーをやってますが、動物を探すツアーは、他の船と無線でやりとりしながら、クジラ、イルカ、シャチなどを探すので、どの船でも見られる確率は似てると思いますが、船の操縦に関しては、上手い、下手は間違いなくあるので、熟練の船長さんを選びたいですね!
③羅臼の北、相泊から出るツアーは、現地に行ってビジターセンターで教えてもらったもので、漁師さんの船で行くツアーで、小型船なので、岸に近づくことができるツアーになります。
クマを見られる確率もとても高いそうですよ!
昆布漁の漁師さんがやってると言う話でした。
羅臼 イルカ・シャチを観るクルーズツアーへ
どのツアーも夏は人気があるので、予約が必要です。
ただ、当日でも予約すれば乗船可能です。実際、当日も空きがありました。ただ、コロナ禍だから知床も空いてたと思います。例年であれば、外国人も日本人も多い場所なので予約は必須。
時間をうまく使い効率的に旅行するためには必要ですよね。 私たちも予約しました。
クルーズツアーが、海の状況で中止になった
当日朝、女満別空港に到着後、そのまま羅臼を目指しました。ただ、残念なことは、波やうねりが出てきてしまい、中止になったのです。
結果的にその日は何も思い浮かばず、ビジターセンターに行ったりしました。
中止になった時点で、ラッキーなことに翌日に予定も入れてなく、ツアーも空いていたので、翌日一番の便を予約しました。
翌日の予定が入っていたら、このツアーは行く事が出来なくなりますよね。やはり、日程に多少の余裕を持たせるのは大事だと思いました。
中止になるのは、海の状況だけみたい。霧でもツアーに行けた
私達はウトロに宿泊し、翌日、ウトロから羅臼に向かってきたのですが、ウトロと羅臼の天気が全然違って驚きました。
ウトロでは晴れてたのに、知床峠から霧が見えてきました。やばいなあと思いました。
まるで、雲海・・・・

羅臼側に降りてくると、予想通り霧で真っ白でしたが、霧は良く出るみたいで、欠航になるような要素ではなかったみたいです。
実際、出港時は霧がまだ残っていましたが、ツアーは開催しました。
羅臼の道の駅・ビジターセンターで情報収集可能
羅臼のクルーズ会社を探すと、3社(ゴジラ岩観光、知床ネイチャークルーズ、はまなす)ある様でした。でも、現地に行くとさらにあと2社ほど運航している様でした。
以下の写真は、道の駅で見たもの。
「知床アルラン」、「北の知床観光」と言う会社でもクルーズツアーをやっていると分かりました。


また、こういう地図もあり、どこを通っているのかわかりますね。
私達もどこの会社のツアーを使うか迷いました。ホームページを見ても船のサイズはだいたい同じくらいだし・・・
船を操縦する方の腕は多少あるでしょうが、たぶん1社が見つけたら、無線で情報は共有するでしょうから、結果的に全く見つからないというのは、確率的に低いと思ったからです。
利用したのは、ゴジラ岩観光と言う会社さん。ホームページも見やすく、今回はじゃらんのクーポンも使えたので決めました。
また、 ゴジラ岩観光 の壁にも貼ってありました。

イルカ・クジラ・シャチの遭遇率です。ホームページにも昔のデータは載っていましたが、こちらは最新データでしょう。
またビジターセンターに行くと、情報が載ってました。

私たちは、知らずに羅臼までやってきましたが、なんと昨日珍しい白シャチが出たことがわかりました。
へー・・・白いシャチ?
あとから調べると、Youtubeにも道新や朝日新聞が撮ったものなのか動画がアップされていました。
白シャチいいなあ。子供たちも明日見られるかな?とワクワクしてました。
リベンジ 羅臼からのクルーズツアー

港はこんな感じ。こじんまりしています。

私たちの乗る船「カムイワッカ号」。たぶん、大きすぎても小さすぎてもダメなのかな・・・と私は思うので、サイズ的には良い感じ。
大きいと小回りきかないし、でも小さいと船酔いするだろうなと思うので。
私は、生理の前と生理中は良く船酔いすると自分で判っていたので、酔い止めを飲みました。
酔い止めもいろいろあって、今はドロップと言うか飴みたいなものもあるので、子供も安心して飲めます。
シャチが見れた!どのあたりに現れたのか?
さて、出航してから、海岸線を沿って進みました。今回は、GPSを入れて写真を撮影したので、だいたいの場所が見えるのですが・・・

下の写真の黒い点があるところにシャチが現れました。

シャチが現れたのは、出航して1時間くらいしてから・・・。
かなりの回数を観ることができました。
ただ、先に言っておくと、白いシャチは見られなかったです。
残念。






シャチは何度も、何度も近づいてきてくれて、船と遊んでいるみたいでした。
さすがに、高くジャンプする姿は見られなかったのですが、ハッキリ姿はか確認できたので良かったです。
さいごに
今回は、羅臼から出港し、シャチやクジラ、イルカを探すツアーに参加した様子を紹介しました。
白シャチは見られなかったけど、個人的にはクジラをまだ見たことがないので、クジラを見るツアーにまた参加したいです。
そして、千葉の銚子でもクジラを見るツアーを開催していたので、家から数時間で行けるしこちらにも参加してみたいです。
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