フランス トゥールーズのAirbusの工場の様子を紹介します。工場内はカメラの持ち込みが禁止なので写真とともに紹介はできませんが、どういうツアーで、どのように申し込めば良いのか?などを紹介したいと思います。パイロットになる夢がもっと近づくと良いなあ!!
Airbus社の工場見学について
敷地は広く、コンコルドとA400M アトラスがお出迎え。左の建物が集合場所になります。ココは博物館です。
拡大するとこんな感じ。博物館と書いてありますが、Airbus社の工場見学に行く場合も、aeroscopiaという博物館に集合します。
上のすりガラスが影になり、このような粋な感じに。
入館すると、受付がありそこで予約したツアーのバウチャー(印刷したもの)を見せます。予約サイトにも記載がありますが、パスポートを見せる必要があります。
ここまでの行き方はこちらを参考に

※予約の仕方は、この記事の最後に載せようと思います。
予約の確認ができたら入館証みたいなものを人数分受け取ります。
またスマートフォンなど以外の大きなカメラは、自分の車に置いてくるか、ここで預けてくださいと言われました。私たちは受付に預けました。
aeroscopia博物館 1Fはロビーです。
コンコルドをはじめ、たくさんの模型が飾られています。
入口に入ってすぐの壁に値段表が貼ってありました。HPは見にくいのでこちらの方が分かりやすいかもしれません。
EU内の国籍?もしくは住居者意外の人(すなわち日本人は)、見学したい日の2日前に予約しないといけません。またEUの人たちは少し割引があります。
奥はSHOPになっています。いわゆるお土産屋さんですが、さほど珍しいものはなかったです。日本でも売っているものがけっこうありました。
模型は品揃えはもちろん良い。でも、日本と同じくらいの価格のため、購入せず。
このように、エンジンのチタンブレードの置物なども販売されています。
タグも沢山種類ありました。
また子供が好きなメダルも作れます。2ユーロなのでお土産に良いかも。
レゴで作られたA380が飾ってありました。15801ピースで組み立てられた・・・みたいなことも書いてあります。
このように玄関マットは、「Let’s visit Airbus」の文字が!!
いざ、Airbus社の工場見学へ
時間になったら、受付付近に集合と言われ、時間になるとみんなピタッと集合しました。バウチャーには30分前には受付してねとあったので、トラムを降りてから物凄く頑張って走ったのに、ぜんぜん余裕でした。
ツアーは、A380の製造工程だった
英語とフランス語のツアーがあるのですが、少しでも理解したくて英語のツアーを選択していました。ただ英語のツアーは1日に2回のみ、要注意です。
集合して、ついていくと大型バスがいて、それに乗車。50人くらいは乗れるタイプでした。ガイドのお姉さんが人数をカウントして出発。
Airbus社の博物館を出発し、目の前にあるAirbus社の工場に向かうのですが、至近距離でも一応公道に出て、敷地に入りました。近くにランドアバウトもあり通りが激しいので、5分くらいは掛かりました。
ガイドの英語は、最初はゆっくりだったのですが、途中から早くなり、やはり半分位しか聞き取れませんでした。
英語→フランス語→英語→フランス語と繰り返して説明していくので、フランス語の時にぼーっとしてると、気づくと英語の説明になっていて、それに気づかずぼーっとしたままとか・・・
もっと英語の勉強しないとですね。
敷地に入るとき、空港と同じく警備の方が入ってきて、なんとなくチェックしてました。敷地内に入ると、けっこうすぐに停車。全員バスから降りて見学がスタートしました。
敷地に入ると、Airbusの飛行機がどこで作られているのかなどのパネルが飾ってあり、それを見ながら説明を聞きました。壁いっぱいに飾ってあり、EUのどこで作られて、このトゥールーズにやってきたのか説明がありました。
また、最近は中国にAirbusの工場ができたと聞いていたのですが、その話もありました。
エレベーターで3階だったか、4階にあがると(うろ覚えですみません)ガラス張りになっていて、その向こうにA380が3機いました。ほとんど組立が終わった状態で、エンジンなどは外れた状態でした。
ANAのA380を発見?
塗装が終わっているのもいましたが、一番手前に塗装も途中の尾翼が青のA380がいました。
この飛行機はもしかしてANAのA380?かもと思ってガイドに聞くと、この飛行機は確かに日本の企業 スカイマークが購入する予定の飛行機だった。途中までスカイマークの色が塗られたけど、この飛行機はエミレーツの飛行機に塗り替えられるのよ・・・みたいな説明を受けました。
はあー。なんとも。エミレーツはA380を大量に導入して利益を上げていますね。たしかに私もA380って興味あります。だって乗る機会はないかもしれませんが、ファーストクラスはこれまで以上に広い様だし、機内にバーや免税店もあるというんですよ。凄いです。
長距離路線で、優雅に旅をしたい方がターゲットなら、A380に乗って行きたいと考えるかも、いやお金が許せば私も考えますから!!だからANAのA380で就航する予定の路線は、ハワイなのでしょうね。
ハワイ路線はJALが人気ですもの。近年はハワイアン航空も人気があるとも聞きますが・・・・ANAのA380は就航時期を考えるともうどこかで作られているのかな?まだなのかな?
工場内は人がいるのですが、さほど多くは居ないように見えました。でも、ガイドの方が飛行機の中にたくさんの人が働いています。と言っていました。
このツアーは組立工場ではなかったので、正直ちょっとがっかりしましたが、でも飛行機の工場を見られたことはとても満足です。
デッキにでて、Airbus社の敷地内をみる
さらにエレベーターに乗ってデッキにでると、敷地が一望できました。飛行機がずらずらずら・・・・ピシッと並んでました。これから修理や塗装の塗り替えをするのでしょう。
滑走路もあり、どこかの国からこの滑走路に降り立つんだという感じの説明でした。見学している間も、A350のテストフライトがあり、ガイドが「今飛んだよ!」と説明すると、みんなその飛行機にくぎ付けでした。
100機くらいいたと思います。Google earthでAirbus社のあたりみると昔の様子なのか、今回見た光景とは全く違う景色でした。日本で見たことのない飛行機もいました。とにかく、たくさん飛行機居るなあと思いましたね。
そして、エレベータで下に降り、バスにまた乗り、最初の集合場所・博物館に戻ってきました。博物館に戻ると今度は映像を見ました。
ビデオで、初試験飛行の様子を見る
20分ほど初試験飛行の様子が映像で見られます。飛んでいる飛行機と同時にコクピットのデータを見られます。
もちろん運転する人も初めてのフライト。なんかそれが伝わる映像でした。計器の類の数値も表示されていましたが、みても分かりませんでした。
これで90分のツアーは終わりです。
帰ろうと、外にでると・・・・
Airbus Beluga発見!!
この見学の帰り道、ベルーガ(Beluga)をみることができました。
問題は、突然のことで写真が間に合わず、小さな小さな写真になってしまったことです。これでも30倍ズームで頑張って撮ったんです。5という数字が見えます。
また、日本と違って空港の展望デッキがなく、勝手に展望デッキがあると思い込んでトゥールーズ空港に行ってみたのですが、展望デッキはもちろんなく、お目当てのベルーガを見られませんでした。
他の方のブログを見ると、丘に上がって飛行機が見られる場所があるとか書いてくれているのですが、レンタカーでもないし今回は無理でした。
Airbus社の工場見学の予約の方法は?
予約はこちらのサイトから http://www.billetterie.manatour.fr/
私が行ったのは、Discovery Tour です。他にもツアーがあるので興味がある方は全部参加したら楽しいかも。
Airbus discovery tourの予約
EUの市民ではないよね?と聞かれるので、「YES」を選択。
人数を選び、日付を選択すると、その日の空き状況が出ます。(ここでもEUの人なら明日の予約も出来ちゃいます。)
時々?スペイン語でもツアーやるみたいですね。ここは、見た通りですね。Fullyは満席です。
どの回に参加するか、クリック後は、この画面が出ます。名前と誕生日、国籍さえ間違えなければ大丈夫でしょう。一番はじめは、Mr.かMsと書いてあるのですが、たぶんどうでも良いでしょう。
適当に入力しましたが、こんな感じ。BOOKをクリックすると確認画面になります。
確認画面は、これ。「Finalize Your order」でクレジットカード入力画面になります。
そうすると、支払い画面になります。支払いに使えるクレジットカードはmasterカードやVISAカードですね。
ここで、問題が私のmasterカードは何度やっても決済できませんでした。もう面倒臭くなり、主人のカードで決済してみたら、通りました。理由は不明。
決済が上手くいくと、この画面になります。
決済が完了すると、このメールが来ます。このメールを持って予約したツアーの30分前に受付すればOKです。
パスポートの持参も忘れずに。
さいごに
正直、遠く・・・遠く・・・トゥールーズまで行った割には、ちょっと、物足りないツアーではありました。また他のツアーも気になりましたが、子供の誕生日にフェラーリの工場に行きたかったこともあり、この町に長居するのはやめました。
次回は空路でトゥールーズに来て、レンタカー借りて撮影ポイントに行き、ベルーガの写真を今度は一眼レフで撮影したいです。
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