旅の目的のひとつは、フランス トゥールーズのAirbusの工場で飛行機の製造工程を見学をすること。博物館も隣接しており飛行機好きにはお勧めスポット。また当日はベルーガが飛んでいる姿を見ることが出来ました。日本からも遠く、トゥールーズまで行くのは大変でしたが、楽しかったです。Airbusの工場への行き方について紹介します。
AIRBUS(エアバス)工場で飛行機の製造工程をみたい
今回の旅で一番期待したことは、飛行機の工場で実物を見ることでした。せっかくフランスに行くし、やっぱりAirbusの工場を見たいと思ってました。
で、3か月くらい前にAirbusのサイトで、工場見学の予約ができるかな?と見てみると、空欄というか、-(棒線マーク)で工場見学は満席かも?と思って凹みました。しかし、1か月前に再度見てみると、予約可能なことが判明。どうやら見るのが早すぎた模様。
早速、予約しました。Airbusの見学は予約サイトが存在しており、英語のフォームで入力可能です。ただ、フランスのサイトはどのサイトも、入力フォームで英語に変換したのに、すべて英語にならず理解できないということがよくありました。
私がフランス語が分からないのが問題なのですけど、せめて英語でお願いしたいです。
Airbus見学ツアーは3種類あったのですが、ディスカバリーツアーという、飛行機の工場見学に参加しました。
トゥールーズは本当に遠い
アヴィニョンでラベンダーを見るツアーも申し込んでいたので、いろいろ考えた結果、パリに到着したその日に、ド・ゴール空港からTGVでアヴィニョンまで移動。
その後アヴィニョンを拠点に、トゥールーズに1日だけ移動しました。LCCもどうやらロンドンからなら安い様でしたが、パリからは飛んでも高いのでTGVで移動しました。
行き方はAirbusの見学ツアーを申し込むページにも載っていますが、空港からとトゥールーズの街中からの行き方が簡単に書いてあるだけ・・・心配になり「Google MAP」や「Google Earth」を見ながら調べました。
荷物を持っての移動が大変なので、宿泊の予定がある場合は、列車で来たなら駅周辺でホテルを探すと良いです。
また飛行機でトゥールーズに来たなら、空港からトラムに乗って「T1」「T2」のトラムが分岐する当たりでホテルを探すと良いです。徒歩圏内にショッピングモールもあります。
私たちは列車で来た
私たちは列車で、トゥールーズに来ました。このアヴィニョン-トゥールーズ間は、列車の接続も悪く要注意です。やはり飛行機でトゥールーズに行く方がお勧めです。
ただ、私は列車で良かったです。7月ということもあり、列車から沢山のひまわり畑を見ることが出来ました。ちなみにひまわりが見られた場所は、Nîmes(ニーム)-Toulouse(トゥールーズ)間です。
かなりのひまわり畑を見られました。夏の南フランスに居るんだなあ・・と感激!可能であれば、2階建ての列車の2階席を予約すると良いです。私たちは偶然にも2階席で、上からひまわりが良く見えました。
ホテルは駅からほど近いAparthotel Adagio Toulouse Parthenon(アパートホテル アダージョ トゥールーズ パルテノン )というホテルに泊まりました。ここは1泊なのがもったいないくらいキレイで良いところでした。
ホテルは11時にチェックインさせてくれたので、大きな荷物を置いて、Airbusの工場に行けました。
Airbusの工場・博物館の行き方
さて、行き方です。
夏の間は、観光用の連絡バスが走っているようです。現地で博物館に着いてから知りました。
詳しくは:http://www.toulouse-visit.com/Pro-press/What-s-new/New-The-Starline-Air-and-Space-Connection
街中から25分で着くと書いてますし、9€から15€となっていて、まあお得。時間は間違いなく有効利用できるでしょう。
残念ながら↑知らなかったので、私たちは地下鉄とトラムで行きました。地図みたり日本で下調べしたのが無駄になってへこみます。まあ金額的には多少抑えられたかも。
トゥールーズ マタビオ駅からは?
Gare de Toulouse Matabiau(トゥールーズ・マタビオ駅)から地下鉄に乗ります。
注意!2017年の夏は工事をしていて、トゥールーズ・マタビオ駅から歩いてすぐの場所に、Marengo駅があるのに、この駅は閉鎖されてここから乗れませんでした。街中はあちこち工事しており、そのためこの駅は閉鎖されています。
結果、知らない人に道を聞き、Jean-Jaurès駅(ジャン・ジューア?駅)まで案内してもらい、ここから地下鉄に乗りました。
地下鉄に乗って、3つめほどで下車します。下車駅は、「PALAIS DE JUSTICE」です。地上に上がると、すぐにトラムが見えてきます。
トラムはT1、T2ともに同じ場所から発車します。行先は、以下のとおり。
- Airbusの工場や博物館に行く→T1
- Aéroport de Toulouse – Blagnac(トゥールーズ・ブラニャック空港)に行く→T2
写真は見づらいかもしれませんが、このように、T1とT2のトラムは分岐しています。もちろん空港に行きたいなら、この分岐点で乗り換えたらトゥールーズ・ブラニャック空港にもいけます。
駅から歩いて道路をはさんだ反対側から乗ります。沢山人が並ぶので、そちらから乗ります。反対側からは人が下りるだけです。T1もT2も乗り場は同じです。
このToulouseを走るトラムの車輛は、Airbus社製のようです。デザインはAIRBUSと書いてあります。
Airbusの工場や博物館に行くなら、T1のトラムに乗ります。下車する停留所は、「Beauzelle-Aerosopia」です。
一日券も、片道切符もここに入れて印字します。1度購入したチケットは3時間くらい有効と言われました。
初日は1人づつ購入しましたが、2日目は12回有効のチケットを購入しました。地下鉄もトラムも人数分自動改札に通せばOK。駅員に聞くと4歳はチケットが必要とのことでした。
抱っこ紐で行ける子供は、料金掛からなそう・・・
裏に印字されました。3時間か3時間半の間で行けるところまで同じ方向なら有効の模様。分からないから、チケットをこの機械に何度も入れましたが、時間内だと印字されませんでした。
トラムに30分か40分乗車し、「Beauzelle-Aerosopia」で下車。
この停留所から降りたら、このように進めます。ただ工事をしていてこの道で合っているのか不安でした。
実際、徒歩10分程度で着けます。日陰がないので夏は要注意です。
さて、停留所を降りると、看板が見えます。
なんか、通っちゃいけなそうな雰囲気さえありますが、ここを通ります。
橋をわたるとAirbusの博物館が見えてきました。
ほどんど車で来るのでしょう。駐車場も広いです。
やっと到着。
長くなったので、Airbus見学の様子は別の記事に書くことにします。以下を参考にしてください。

さらに、トラムからは色々見えます。これらは見学できない完全にビジネスの方なので、写真だけ。
こちらも飛行機メーカー ATRのビルも。
さいごに
Airbusの工場は行くのも苦労しました。ただ、トゥールーズの町は古くてきれいな街で好きです。また、この駅では沢山の人に助けてもらいました。
道を探しているときも、一人に聞いてみて、その人が知らないと他の人に聞いてくれて、現地の人も英語を話せる人ばかりではないので、誰か少しでも話せる人を探してくれたり・・・本当に沢山の人が助けてくれました。
トラムに乗っていると、Airbus社のビルや、飛行機の部品会社が沢山みられて、自転車も沢山見ましたね。さすがフランス!
夏のこの時期は日が落ちるのも22:00ころ。ビックリするくらい明るかった。明るい時間はさほど危なくないし、夏に行けてよかったなと思いました。
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