皆さん飛行機に乗るとき虫歯の事気にしてますか?今はボーイング社の787という、気圧がほとんど変わらない飛行機がありますが、昔、私は飛行機に乗るたびに痛み、困ったものでした。
飛行機で虫歯が痛むメカニズム
歯科では「航空(気圧)性歯痛」というそうです。
歯の中には神経の通っている空洞があり、鼻の両サイドにはサイナスと呼ばれる空洞があります。これらの空洞は通常、外の気圧と等しくなるようにできています。急激に外の気圧が下がると変化に対応できずに、一時的に痛みがでてしまうことがあります。
サイナスの内圧が増すことで、歯の神経を刺激するために歯痛が起きます。実際には虫歯もないのに、歯が痛いと感じる神経を刺激して痛く感じることもあるそうです。
ただ、この気圧性歯は 一時的な痛みが多いのが特徴です。
飛行機の気圧について

飛行機の機内は、常に約0.8気圧と地上よりも20%低い気圧にに保つようにだいたい設計されています。
高度上昇と気圧低下の比率は、低高度では概ね 10 m の上昇に対して 1 hPa であり、計算上富士山頂で約0.7気圧、高度5,500 m で約0.5気圧、エベレストの頂上では約0.3気圧になる。
従来の航空機の客室は、高さ2,400mの山頂と同程度の気圧に保たれていますが、ボーイング787型機では、機体を構成する部材が強化され、高さ1,800mの山頂と同程度に与圧が可能になり、耳が 痛くなるといった不快感を軽減したと言います。
統計上、一般的に客室内の気圧が2,100mの レベルより低下すると「不快」と感じるひとが増えたことからの設計ですね。

ボーイング787は、約0.9気圧ということがわかります。
この辺りは、FLYTEAMさんの記事
http://flyteam.jp/airline/ana/review/9295/37969
なんかを見るとボーイング787機の凄さがわかると思います。

787は窓の下のボタンを押すと明るさを調節できたり、電源関係設備も充実しているのは嬉しい。

機内灯も面白く、これまでの飛行機でも夜の飛行や、長距離路線は暗くしますが、787は、この機内灯の色をいろいろな色で調節可能。

機内の照明次第ですがこんな感じで楽しめます。
私の体験

ボーイング787に乗る機会はそこそこありますが、最近はこまめに歯医者に行っているので、虫歯がないのか?痛むことはありません。
ですので、787に乗ったからってどうだったかは、証明ができないのですが、さほど乾燥も感じないし、良い飛行機だなとは感じます。
私の体験でいいますと、見た目はキレイなので、虫歯と気づかず、中で虫歯が2、3本貫通していました。この時飛行機に乗って異常に痛み、何故虫歯がないのに痛いんだと?思いました。
その当時は、360°撮影可能な歯のレントゲンはなかったのか、歯医者も見抜けず、私が先日飛行機で痛くなったと言ったので、その付近の歯をピンポイントでレントゲン撮影し、見つけられました。

先に話したメカニズムとピッタリは当てはまりませんが、見た目は綺麗でだいたい密閉されている歯という意味では条件は差ほど違いませんよね。
ただ、飛行機での歯痛は、100%起きるものではなく、疲れていたり、寝不足などで引き起こされると思います。
予防策はあるのか?
もちろん、虫歯の予防・治療をおこなう事。あと、睡眠不足や体力が低下しているときに 歯の痛みは起こりやすいです。これは、私も経験上、寝不足ほど痛みます。
また、気圧の影響で台風なんかでも痛みが増すこともあります。
飛行機に乗る人は治療しておこう

以上のことを考えても、治療しておくに越したことはないと思います。
また、外国に長期で行かれる方は絶対に治療してから外国に行きましょう。私も1年ほどの滞在の時は、虫歯を根治してから出かけました。何故って?海外での虫歯治療は保険が効かないと言われているからです。
海外旅行保険なんかは、「その旅行が開始してから発生したもの」と定義されます。また、カード付帯しているもの、単独でかけた旅行傷害保険と、どちらも歯科治療に関しては保険適用外と言われてます。
すべての疾病に当てはまりますが、治療し費用が高額になった時は、日本で入っている保険(国民健康保険など)で一部返金ができる制度がありますが、手続きが大変です。
皆さん知ってます?銀歯は虫歯ができる事実

先日、歯医者に行きました。銀歯が取れてしまったので仕方なく行ったわけです。
外れて口に水を含むと、染みました。知覚過敏?とも思いましたが、虫歯かな?とも思いました。そして、歯医者に行って一言、「虫歯ですねー」やっぱり?
これまで歯医者に行っても聞かれませんでしたが、銀歯ではなく、セラミックなどの白い素材で歯を直せば、それ以降虫歯にはほぼならないそうです。
正直、衝撃でした。もちろん自費治療になるし、1本7-10万円位するけど、はじめから知ってたらとか、もっと歯磨き頑張ったのに・・・とか、いろいろ後悔した訳です。
子供には、ほぼ無理やり私が歯磨きしてますから、5歳で虫歯0です。が、自分のこと思い出すと、乳歯の前歯は虫歯だらけでした。
これはもう、お父さんお母さんの方針に関わってくると思いますが、私は後悔しているので、子供の歯に気を使うわけです。
白い自費治療でのセラミック?治療ですが、奥歯などは向かないそうです。就寝時はマウスピースなどをして眠る等努力もいるんだそう。
とにかく、歯は早く治療しましょう。
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