
2017年9月30日、筑波宇宙センターの特別公開に行ってきました。事前申し込みのイベントはすべて落選したのですが、それでも子供も私もかなり楽しめました。今年のイベントがどんなものだったのか来年用に書いておこうと思います。
- 筑波宇宙センターの特別公開
- 9時40分ころには、駐車場は満車に!
- なんと大西宇宙飛行士と一緒に写真が撮れた!
- 「きぼう」「こうのとり」運用管制室見学ツアー
- 行けなかった「大西宇宙飛行士と話そう!」イベント
- 金井宇宙飛行士を応援しよう!メッセージフラッグコーナー
- 7つの文字を探せ!宇宙ワードラリー
- パラボラアンテナの不思議
- デブリを見つけて宇宙をおそうじ
- 歴代宇宙飛行士の写真とパチリ!
- 魅せます!宇宙日本食の”味方”!!
- 行けなかった・・・迫力満点!衛星・ロケット試験現場を見に行こう!
- 大西宇宙飛行士・油井宇宙飛行士登場!!
- 水ロケット打ち上げ体験
- 巨大イプシロン水ロケットリフトオフ
- 「だいち」&「先進」シリーズで地球を観る
- お土産コーナーなど
- お昼は?
- お勧めの本
- さいごに
筑波宇宙センターの特別公開

いろいろイベントがあったのですが、子連れなのでもちろん全ては廻れません。でも、いつもは正門を入ってすぐの展示館「スペースドーム」と「プラネットキューブ」あと、食堂とコンビニくらいしか入場できませんから、こういう特別公開日は大事です。
行かないと後悔します。
9時40分ころには、駐車場は満車に!

さて、以前行ったときは、構内の駐車場に置けたのですが今年は満車で置けませんでした。時間を言うと9時40分すぎくらいだったと思います。まず、これにびっくりしましたね。そんなに混んでるんだということに。
車を駐車できないので、警備員の方が駐車場やシャトルバスの案内の紙を配布しており、結果的につくば駅近くに自動車を停め、シャトルバスで現地に向かいました。
その時点で10時30分すぎ、さらにシャトルバス乗り場がかなり混んでいて30分-40分くらいは待ちました。だから現地に着いた時には、11時30分頃でした。
正直、本当にもったいない!来年行く人に言いたいのは、早めに行くか、公共交通機関で行こうと言うことですね。
さて、気を取り直して子供向けイベントや絶対に行きたいイベントを目指します。
でも、すでにこの時間ですから混んでました。実は子供向けイベントはやはりJAXAなので難しい内容も多く、少ないんです。話を聞いても子供は飽きちゃうし・・・
でも、こういうイベントに出かけて少しでも影響を受けて子供に考えてもらいたいから出かけるわけです。
なんと大西宇宙飛行士と一緒に写真が撮れた!
一番はじめに、管制室の見学だ!と思ってせかせかと歩いていくと、なんと大西宇宙飛行士を発見!!順番に写真を撮ってくれています。
最初はそんなにいなかったのですが、あっという間に人だかりに・・・・でもしっかり撮ってもらいましたよ!嬉しかったです。
大西さんは疲れているであろうに終始笑顔。しかもしっかり会話にも応えてくれて、うちの子供も握手して貰って笑顔でした。これだけでも来た甲斐がありましたよ。

撮ったあと離れて雰囲気を撮ってみました。こんな感じです。
さらに歩いていくと、宇宙服を着た方に遭遇。毎年この場所にいてくれて、写真を撮ってくれるんですけど、当日は日差しもあり暑そうでバテてました。有難いです。

と、やっと目的地に到着。管制室の見学ツアーは毎年混雑しているのですが、例年以上という印象でした、混雑時は60分ほど。お昼どきに一時的に空いて30分待ちで入れました。
「きぼう」「こうのとり」運用管制室見学ツアー


こちらは写真も撮れません、中に入ると内部を改装したようで変わっていました。

ここまでは写真撮影可能ということもあり、皆さん写真撮っていました。
ここは子供ながらに何をする場所なのか理解したようでした。テレビで見たことがあったからかもしれませんが・・・。
この上の写真のドアから中に入ると、すぐに管制室がありました。ガラス張りになっていますが、皆さん働いていました。手も振ってくれました。最初にビデオを見ながら簡単に説明を受け、質問にも答えてくれます。
また、ISSから写真やビデオを撮影している機材のカメラやビデオカメラの展示もありました。キャノンやソニーの民生機を使って改造しているとのお話もありましたね。
今年は4Kで撮影されたビデオも公開されたりしましたが、これらもソニーのαシリーズで撮影されたものだったんだな、と改めて思いました。
この「きぼう」「こうのとり」運用管制室見学ツアーが終わった出口に「有人宇宙探査構想」を紹介するコーナーがありました。アンケートもあって意見ができる場もあって良かったのですが、子供には不向きで・・・ポストカードだけ貰って外に・・・
行けなかった「大西宇宙飛行士と話そう!」イベント
残念だったのは、私が悪いのですが「大西宇宙飛行士を話そうというイベント」の事前申し込みを気が付いたら終わっていたことですね。9月4日あたりに発見したときは、もう人数に達していて閉め切られていました。
9月から告知をするとJAXAの方にも聞いていたのに、まさか9月1日から募集していたとは・・・ショックでしたね。
以前は、会場に行った先着順でしたので、私がそう思い込んでいて悪いのですが、すごい後悔しました。さらに運の悪いことに当日の抽選にもハズレて参加できませんでした。
前に行ったときは、子供が5歳くらいでなかなか質問できるという感じではなかったので、今年こそ!!と思っていたからショックでした。
抽選においても、子供優先で一部の枠を空けて欲しいです。まあ先着順にしっかり申し込んでおけば良かったんですけどね。来年にむけて反省ですね。
金井宇宙飛行士を応援しよう!メッセージフラッグコーナー

こういうのは子供にも理解出来て良いな。子供ものびのび応援メッセージを書きました。12月にISSに滞在予定とのこと。最近の金井宇宙飛行士は、油井さんや大西さんがISSに向かう前の姿とは別人のよう。俺に任せておけ!という感じもでてきてカッコよくなってきましたね。
長期の滞在のようなので頑張って欲しいです。
この同じフロアに、「ISS滞在をVR体験できるコーナー」や「きぼうの船内ドローンの展示コーナー」があったのですが、VRコーナーは13歳以上でしか体験できないので、あとで船内ドローンを見に行こうと思ったら、時間切れになってしまいました。
7つの文字を探せ!宇宙ワードラリー
こちらも子供が大好きなスタンプラリーならぬ、文字のラリーです。7カ所のうち4カ所行けば、景品がもらえました。子供でも参加できるので良かったです。景品は若田光一さんのファイルでした。
答えは、金井宇宙飛行士のフルネームでした。
じゃあ、水ロケットを打ち上げに行こう!と移動したのですが、今度は途中のアンテナコーナーに気を取られ、アンテナについて学び?ました。
パラボラアンテナの不思議

こちらは、発泡スチロールで作られたアンテナ2つでこのくぼみに近づけて会話をすると100mくらい離れているのに会話できるというもの。うちの子供も不思議がっていました。

結構離れていますよね。たしかに面白い。
「アンテナ選抜総選挙」は、選挙のようにポスターがあって、どんなアンテナなのか演説?していました。面白そうでしたが、子供が行きたがらないのでカードが貰えると言うイベントに参加しました。
デブリを見つけて宇宙をおそうじ

デブリって何だろう?から始まりましたが、JAXAの方が丁寧に説明してくれました。また、デブリの歌に振付がしてあり、耳に焼き付いてしまいました。


このイベントに参加すれば、JAXAの海外局のアンテナカードが貰えます。子供2人ともキルナ局のアンテナカードを貰ってました。まあ、デブリがゴミだと知ってくれただけでも今日は良いか・・・と思いましたね。
歴代宇宙飛行士の写真とパチリ!

宇宙飛行士養成棟は混んでました。ここに長く居たかったけど、大西宇宙飛行士の講演会の抽選もあるし、長居はできませんでした。
筑波宇宙センターと宇宙兄弟とのコラボパネルで撮影も可能。ここも人気でした。だって、六太と日々人の真ん中で撮れるんですよ。六太を応援していたから、嬉しかったです。
魅せます!宇宙日本食の”味方”!!

また、宇宙食の紹介もあり、油井さんが美味しいと言っていたカレーはなるほどこのメーカーさんが作っているんだなあとか謎が解けたり、子供もなぜこれが食べられるのか?どうやって作るのか一生懸命に見ていました。

若田宇宙飛行士の靴がこんな風に足袋のような形だったり、アシックスだったんだってことも今回しりましたね。
試食もあるのですが、整理券があってこれを待っていると他を回れないので次に行きました。こういう時パパがいてくれたらと切に思いましたね。その日は仕事で疲れていて私と子供だけで来場したので・・・。
順番取りや、抽選など考えると、大人数で来る方が有利なイベントです。来年はお友達と来るか、家族総動員で期待です。
行けなかった・・・迫力満点!衛星・ロケット試験現場を見に行こう!
ココも私は行きたかった場所なのですが、今年初公開らしくいつ行っても60-90分待ちで、子供が嫌がるので仕方なく断念しました。写真を見る限りでは、音響などの試験室によく似た部屋です。
行けなかったことに後悔です。早く来場してたら行けたであろう場所。トゲトゲのお部屋はどんな部屋だったのでしょうね。
このあたりですでに14時30分ごろ・・・
大西宇宙飛行士・油井宇宙飛行士登場!!
もう時間がない!と思っていたら、また人だかりが!!今度は大西さんだけでなく、油井さんがいる!!!でも今度は人があっという間に増えていき、大変なことになってました。
私は油井さんのファンです。でもなかなか近づけず・・・子供だけは順番に写真が撮れたのですが、前に居た人が邪魔で子供が油井さんと大西さんの近くにいたときに写真が撮れませんでした。すごくがっかり。どいてくれない大人って駄目だよね。

娘は大きな子供のうしろに隠れて撮れませんでしたが、息子だけは遠かったけど、なんとかパチリ。
私は撮ったら直ぐによけたんですが、よけたことで自分の子供とはぐれて、息子が半泣きになって私を探してました。なんだかなあ・・・って感じです。
気づけば15時になりそう・・・あと一時間しかもうない!!
と、水ロケットの方に移動しました。で水ロケットがまさかの終了宣言をされ、うちの子供はガッカリ。先に来たかったけどごめんよと謝るばかりでした。
水ロケット打ち上げ体験

事前応募にもハズレましたが、事前応募で当選した人は工作をして、そのあと自分のロケットで打ち上げられるんです。事前応募でハズレても打ち上げ体験は可能です。
なかなか気持ちよく飛んでいくので良い体験だと思います。
巨大イプシロン水ロケットリフトオフ
水ロケットもやれなかったので、もう巨大な水ロケットを見てやろうと、場所の陣取りを始め、一番前で見ることにしました。
いやあ、でも、これ楽しかったです。

かなり大きいですよね。

最後の回だったので、2機あるロケットを打ち上げてくれました。

パラシュートまで出てくるので子供は興奮してましたよ。
ロケットは発泡スチロールでできていて、私もへーって思いましたね。面白かったです。
最後にEarthCARE搭載雲レーダと記念撮影するコーナーや、人工衛星の模型を見ていたら16時になってました。
「だいち」&「先進」シリーズで地球を観る


立体的な地図に、プロジェクションマッピングが施されたものは子供もくぎ付けでした。
お土産コーナーなど

お土産コーナーは私自身は良く見るものが多く購入はしませんでした。ですが、通称ガチャガチャでJAXAのものがあるのですが、第2弾が出たらしく、これだけ子供にやっていいよと言いました。300円ですが、なかなか面白いものが出てくるのでお勧めです。
もちろん宇宙食やバッチ、ワッペン、模型、文房具など売っています。でも一般公開日に来なくても売っているので買わなくても良いかな、というところです。
科学未来館やつくば宇宙センターがお家から遠いならお土産買わないとだめですよ。
お昼は?
お昼などは屋台のお店も出ていたり、敷地内にセブンイレブンがあったり、食堂にも入れるのですが、混んでいて買えませんでした。
食堂は平日の普通の日に食べたことがあるのですが、まあまあ安くてボリューミーだし特別公開のための限定メニューがあったみたいなので行きたかったなあ。

おにぎりだけは作っていったので待ち時間に食べることが出来ました。でも子供は文句言ってました。来年は限定メニューを食べたいです。
お勧めの本

最近読んだ本ですが、この「宇宙飛行士になった子どもたち」は、宇宙飛行士のお母さんにお話を聞きどんな子育てをしたか書いてある本で参考になります。4人宇宙飛行士が登場し、向井千秋さん、若田光一さん、山崎直子さん、古川聡さんのお母さんと宇宙飛行士本人とのエピソードです。
宇宙飛行士になるには?というより、どの仕事に就くにしても、育て方のヒントがあるような気がしました。
さっそく良いと思ったことは真似たいけど、なかなかお母さんも凄い方々ばかりです。頑張り屋さんのお母さんが出てきます。ひとつ言えることは、母の背中も良く見ているということ。やはり、子供ってよく見ているんですね。
また、「パイロットになるには」という本もパイロットの方のエピソードが載っています。がむしゃらに目標に向かって今何をするべきか考えて淡々と目標をこなすことも大事だと思いました。
最近の本だとコレ。内山崇さんの本。今はフライトディレクターでもあり、JAXAの宇宙飛行士試験を受験した内山さんの話。
さいごに
16時に筑波宇宙センターの特別公開は終了したのですが、それからシャトルバスに乗って帰らないとなりません。これも30-40分待ちましたね。みんな同じように待っている人はぐったりでした。
とにかくなんとかバスに乗り、つくば駅で自動車に乗り下道で家に戻りました。こんなことなら最寄駅からTXに乗って来たら、高速代も駐車場代も節約できたのにと、後悔。来年に生かそうと思います。
また、子どもが並ぶのを嫌がるので本当に行きたかった場所に行けてないことに個人的には後悔です。来年はもっと早く来場し60分くらい待つイベントはさっさと済ませたいです。
でも、イベントにあまり参加できなかったと言え、油井さんや大西さんに握手して貰ったことは収穫でした。子供にとっても素敵な出来事だったに違いありません。
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