2006年に、JR東海が開催の「超電導リニア体験乗車」に無料で参加。動画あり。当時はビデオ人口がまだ少なかったので貴重かも?現在の試乗車両との違いを見つけてみては?試乗当時の車両、MLX01になります。
はじめに、知っておこう!
起点は品川駅、終点は新大阪駅の予定。もともとは東京-大阪間(約500km)を1時間で結ぶ目標を掲げ、レールとの摩擦がない超伝導による浮上に目をつけたのが始まり。もともとは宮崎県に実験施設がありました。
2020年の東京オリンピックには一部区間だけでもと期待が高まったが、山梨県内のみ順延の予定で、新大阪にたどり着くのは、2045年の予定だそう。2027年にまずは東京₋名古屋間にて開業予定となっています。
全区間の82%は地下で、大深度(深さ40m以上)については公共的使用を認めた事例もあり、この工事も同じく申請中です。
有人の試験走行で2015年(平成27年)4月16日にはL0系7両編成が590 km/h、同月21日には同じくL0系7両編成が603km/hを記録しました。
ちなみにタイヤはブリヂストン製で、万が一磁気浮上力の消失に備えて550Km/hで走行中でも着地できる性能があるそう。
どうやって走るのか?
車両に搭載した超電導 磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって非接触で走行します。超電導を利用した日本独自の先端技術で、従来の鉄道 のように車輪とレールとの摩擦を利用して走行するのではありません。
消費エネルギーについて
1人の乗客が1km移動するのに必要な電気エネルギーの比較
- リニア新幹線:90 – 100Wh / 座席・km
- 鉄軌道の新幹線「のぞみ」: 29Wh / 座席・km
つまり!リニア(中央)新幹線は、1名の乗客が同じ距離を移動するのに、従来の鉄軌道の新幹線の3倍ほどの電気を消費すると推算されている。興味深い話です。
飛行機のお客さんもリニアに流れるでしょうし、私の出身地静岡県は通過駅がないので、どんなことになるのか?これも興味があります。静岡にのぞみを停車してくれるのかしら?
リニア試乗体験記をどうぞ!
私が試乗したのは2006年ころ、料金は無料で抽選制でした。乗車証明書というプラスチックの自分の名前入りカードもいただきました。
当時もインターネット上でJRのページに公募の要項がでてました。倍率65倍?125倍?とも言われておりますが、応募1回目でなんと当選!しちゃいました。
試乗会の様子は、こちらから。
チャンネル登録をお願いします!
当日はかなり遠方の方もいて大阪や福岡ナンバーなんかもいました。人気のチケットだということは後で知ることになります。
駐車場の車のナンバーみて思ったのは、意外と近隣のナンバーいないなあという事。山梨県民だけ応募できるものも存在するからでしょうか?
リニアの走行中『方位磁石』の針はどんな動きをするのか ?
ビデオに収めております。通常ぐらぐら動きながら、N極の方をずっと針は指していると思うのですが、実際は、浮上走行中ある向きを指してピタっと針は動きませんでした。
こちらの様子も後日動画UP予定です。
これからの試乗会情報
一時公募は休止していたが、現在は有料の試乗会として復活していました。
超電導リニア体験乗車の概要
JR東海では、山梨リニア実験線にて超電導リニアの走行試験を実施。走行試験スケジュールの一部を活用して、超電導リニアの高速走行を体験いただける「体験乗車」を実施。
なお、体験乗車は抽選制。
- 集合場所は、山梨実験センター(山梨県都留市小形山271-2)
- 受付開始から解散(現地解散)までは概ね2時間
<お申込に関するお問い合わせ>
(株)ジェイアール東海ツアーズ 体験乗車応募お問合せデスク
03-6880-3489 平日 10:00~18:00 土日祝・12/31~1/3休み
募集の申し込み期間がキッチリ決まってます。こまめにチェックすることをお勧めします。
平成28年 第1回 体験乗車の募集開始!!
遂に募集開始しました。
3月15日(火)・3月16日(水)・3月17日(木)・3月18日(金)
3月22日(火)・3月23日(水)・3月24日(木)・3月25日(金)
3月29日(火) の計9日間
◆募集期間◆ 先着ではありません
平成27年12月18日(金)10:00~
平成28年1月25日(月)23:59まで
体験乗車希望の方はJR東海 体験乗車実施に関する案内 をごらんください。
◆当選の通知◆
当選の通知は、平成28年2月1日(月)から2月16日(火)までの間に順次行います。
金額は?
乗車料金:1区画 4320円 (2区画 8640円)
申し込みは1区画2名を1単位として、最大2区画(4名)まで申し込み可能。
同伴幼児(参加者で座席を使用しない方)7歳未満は無料。※お申込1区画あたり2名まで。7歳未満でも、座席使用場合は、同伴幼児ではなく同行者として申込むこととあります。
リニア新幹線関連記事



コメント